可能性と予感に満ちた、
新たな香り
- Aesop(イソップ) -
新商品 2025.9.1
Aesopの新作フレグランス
アバヴ アス、ステオーラ オードパルファム

未知の領域を照らし出す
イソップのフレグランスの物語に、新しい章の幕が上がります。最新作のオードパルファムでは、アンバーの星座が輝く中を一筋のカルダモンが生き生きと走り抜けます。それは考察を誘うかぐわしい寓話であり、イソップの香りの特徴である奥行きと多面性に満ちています。「アバヴ アス、ステオーラ」は、フレグランス創りにおいて私たちが常に貫いてきた独自の姿勢、そしてアンバーと分類されるフレグランスがまだ到達したことのない未知の領域を照らし出します。
物語は、イソップの長年のフレグランス パートナーであるセリーヌ・バレルへ向けて抽象的なインスピレーションを共有したところから始まりました。インスピレーションに含まれていたのは例えば「流れ星 行方知らずの 恋をして」という黛まどか氏の俳句、夜空を写した一枚の写真、微妙に色合いの異なるさまざまな琥珀色などです。独特の非凡さを湛えるこの出発点はやがて、頭上にひろがる満天の星を見上げた時に感じる畏敬の念や可能性の話へと発展していきました。このような体験が弾みとなり、思考の流れが新たな軌道を辿ることがあります。現代の都市生活を規定していく日々のルーティーン、街のざわめきや明るいライトの先を見つめ、このような問いを自分に投げかける瞬間です。「未知へ飛び込めるだろうか」。

天空のアンバー
フレグランスの着想から誕生について、バレルはインスピレーションをどのように解釈したか、またイソップの店舗を訪れたことが調香に影響したエピソードなどを次のように語ります。「『天空のアンバー』を創りたいと思いました。メルボルンにあるイソップ コリンズ ストリート店の天井を眺めていたときに閃いた考えです。その天井には、回収して細かく砕いたイソップボトルが下塗りに使われていて、これを見た時すぐに星屑のひろがる綺麗な夜空が思い浮かびました。アバヴ アス、ステオーラはただの星ではなく、流れ星なのです。熱いと同時に冷たい、複雑に組み合わされたスパイスのブーケがまばゆい光を放ちながら暗闇の中にその軌跡を残していく。他者に惑わされず自分の道を歩む人、そして周囲に同調しながらも実はそれを覆すような何かを望んでいる人を新たな場所へいざなう香りです。
完成した香りは非常に現代的な印象のアンバーフレグランスで、絶え間ない流動感やひろがり、また驚きの感覚をもたらします。バレルは次のように述べています。「あらためて古典的なアンバーアコードに目を向け、その上で調香の比率を改変しました。甘さとパウダリーな要素を控え、代わりに樹木や樹脂の香りを大きく強めて、スパイスのぬくもりや種々の植物を通じて甘さを感じる方法を探求したのです」。
香りの意図が決まると、名称も選ばれました。「ステオーラ[Steh-O-rah]」は古英語で星という意味で、イソップのこれまでのフレグランスの名称と同じく、常に変化しながら世代や土地を超えて受け継がれていく言語というものの性質に対する称賛が込められています。「アバヴ アス(Above Us:頭上)」という言葉を加えることで、人が大きな星空を仰ぎ見るときその瞳に映り込む驚嘆の念を想像させます。
香り:新たな表現のアンバー
今回のオードパルファムはカルダモンとアンバーの相互作用を中心に展開されます。カルダモンは出来る限り加工が施されていないものを使用し、トップノートではシトラスに近いスパイス、ベースノートに移るころにはきらめく温もりとなって香りの中を翔け抜けます。また、アンバーの香気を想像してかたどった「ファビュリスト アコード」は、星が星座を形成するように、フランキンセンス、ラブダナム、バニラビーンを巧みに組み合わせて作られ、本来香りを持たない太古の樹脂であるアンバーに芳香を与え、光を当てて浮かび上がらせます。
アバヴ アス、ステオーラの軌跡はまず、ベルガモットの火花、焔に躍るカルダモン、そしてペッパーを思わせるエレミの香りが発射するところから描かれます。「流れる星の描く尾が一瞬見えるかのような印象です。黒く冷たくひろがる宇宙空間を背景に、白熱の閃光が走るのです」とバレルは言います。ハートノートでは、力強い樹々や革を思わせる芳香のシプリオルハートが、ラブダナムの持つバルサミックな温かみやフランキンセンスの香りと溶け合うにつれ、アンバーの醸す放射光が浮かび上がってきます。ここでのフランキンセンスは、樹脂の深み、躍動感、ペッパー的要素とシトラスの織り交ざる多面的な香りをもたらし、その存在効果が最大限に発揮されます。ベースノートに移ると、フレグランスが新たな強さを獲得します。以前よりもスパイシーでウッディな性格を強めた姿でカルダモンが再び現れるほか、風合いに富んだシプリオルハートとシナモンが香りの軌道の推進力として活躍します。ラム酒のような趣を持つバニラビーンも感じられ、スパイシーなバルサミックノートが効いたアンバーの香りの温かみをあらためて燃え立たせます。

寓話
イソップが受け継いできたストーリーテリングの文化に根差す、寓話のような一篇の詩が、香りの核心を映し出します。私たちの名前の由来となっているイソップは2000年以上前に寓話の語り手として生きた人物であり、人生の導きとなる話をさまざまに紡ぎました。今日、時に息苦しく感じる世界において私たちイソップは、心を澄まして内省し、思いを綴るという行為に再び火を灯し、新たな豊かさに出会える可能性を秘めた問いを静かに投げかけます。
アバヴ アス、ステオーラ
夜空に浮かぶ不動の星
自分のほかに光はないと思っていた
独り、静かに輝く
ふと暗闇のなかを炎が過ぎ去り
これまでの確信を乱した
可能性の兆し
星はこの可能性に手を伸ばした
するとアンバー色の光が点火され
まだ見ぬ方向が照らし出される
不動の星は自分だけの軌道を刻み
自分の物語を探す
突き動かすのはひとつの問い
未知へ飛び込めるだろうか

アバヴ アス、ステオーラ オードパルファム
フランキンセンス、ラブダナム、バニラビーンの輝きを組み合わせて作る星座がアンバーの香気を浮かび上がらせ、その星間を翔け抜ける生やかなカルダモンがシトラスに近い鮮烈なスパイスを放ちます。
■アロマ
アンバー、ウッディ、スパイシー
■おすすめの方
すべての方に:宇宙愛好家、宝石学者、ソムリエなど
■主要香調
カルダモン、バニラビーン、フランキンセンス
<トップノート>
カルダモン、ベルガモット、エレミ
<ハートノート>
フランキンセンス、ラブダナム、シプリオルハート
<ベースノート>
バニラビーン、シナモン、シプリオルハート
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